負けたくない!
私は、癌患者です。
2010年の9月にある簡単な手術を受けたところ、
術中に医師が、私に試験管に入った液体を見せた。
「腹水が赤い色をしています。これは、おかしいので
病理検査にかけますね・・・」と言った。
それから、数日後医師に相談室というところへ呼ばれ
「ステージは4です。内蔵の癌なら末期ですから
助からないと思いますが、血液のがんは化学療法が進歩
していますから、それに期待しましょう!」
と言われました。
その瞬間、私は医師が自分に言っているとは思えなくて
遠くから、もう一人の自分が医師に告知されている自分を
見ている創造像が見えていました。
まるで、ドラマの中に入り込んでしまったような気がしていました。
まさに、ガーン!!という感じでした。
まさか、自分ががん?・・・
その夜は、さすがに眠れませんでした。
その病院では、抗がん剤の治療ができず、近くの日赤病院に転院して
抗がん剤治療を受けることになりました。
つづく・・・